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2007年11月 8日 (木)

KX1 ハローワーク56 国際観光専門学校

六十三年一月末、国際観光専門学校東京校国際ホテル学科講師志賀景昭氏より、学校に東芝パソコンが二十一台設置されるので、フロントシステムを開発して欲しいとの連絡を受けた。
志賀講師は二年前まではホテルレストラン建設工事設計管理会社EX社の顧問であり、私が開発したシステムの内容を点検されていたので、私が開発するホテルフロントプログラムの内容は熟知されていた。
学校に納入を予定されている東芝のパソコンは観光学科、航空輸送学科および国際ホテル学科が共同で使用し、ソフトウエアは東芝のソフトハウスで開発中であったが、開発中のソフトは観光学科では旅行計画書の作成、航空輸送学科では航空貨物運送状の作成で、実習担当講師がソフトハウスに業務内容の概略を教えて開発させていたが、コンピユータ授業が四月から開始されるため、ホテル学科のプログラムはこれに間に合わないと判断された。
学校側が新規にシステムの仕様書を書き業者に開発させる場合は、色々な問題があるため、新規開発よりも実際にホテルに納入し、使用されているシステムのほうがよいという結論になった模様である。 
  私が開発したホテルフロント会計システムは米国式の会計経理であるため、国際的に汎用性があると判断された。志賀講師より見積書には志賀講師が内容についてすでに点検済であること付記するように助言された。
 
国際観光専門学校には留学生が多く、またホテル業界用語に慣れさせるためにプログラムを日本語と英語との二種類とすることを学校へ提案した。このため見積書は四百二十万円となった。ホテルに納入する場合、パソコン一台を対象にしているが、今回は二十一台を対象とした金額であった。学校で希望されたのはプログラムを作成する私が、コンピユータ実習講師となることであった。
 私が所属するソアレックス株式会社と学校との間に講師派遣業務を締結しており、講師料は派遣会社の売上として計上される仕組みである。これは学校への派遣教育が会社のビジネスであり、学校で必要とされる教材を講師が積極的に売り込む姿勢となる。
六十三年四月よりの授業がホテルのフロント会計・予約管理であったが、次年度からは宴会管理、レストランメニュー材料管理システムを同じ時間に投入した。 一般的に講師の労働強化になるが、学生が抵抗なく授業を受けているほうが、講師としては精神的に楽である。
  学校の非常勤講師の契約は一年単位であるが、これが九年間継続され、九年目には航空輸送学科の航空貨物OA授業を担当した。昭和十六年四月に航空機乗員養成所に入所したのが航空関係では最初であったが、古希を迎える時点で航空輸送学科の航空貨物という講師の仕事は私にはとっては,
[新規業務]として[チヤレンジ]したわけである。
 
 


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